オブジェクト(Object)とは
 

オブジェクト(Object)とは、オブジェクト指向プログラミングにおいて、プログラム上の手続きの対象のことを指します。

ExcelVBAでは、シート、セルなど「VBAの操作の対象となるもの」の総称をいいます。

 

 

まず、「Excel」アプリケーションが頂点にあります。

 

その下、データを記録するワークブック(WorkBook)が用意されています。

 

ワークブックは、複数のシート(ワークシート、グラフシートなど)に構成されています。

 

さらに、ワークシートのなか、複数のセル(CellRange)によって区切られています。

 

セルの背景色、フォントなども、セルごとで設定可能になっています。

 

 

また、Excelで作成されるグラフや図形(Chart)も、VBAの操作対象となるので、これらすべて「オブジェクト」として取り扱います。

 

 

Range("A1") = "EXCEL"

 

上のコード実は、オブジェクトを省略した書き方で、厳密的に書くと、次のようになります。

 

 

Application.ThisWorkbook.ActiveSheet.Range("A1").Value = "EXCEL"

 

 

日頃から、オブジェクト全階層を書く必要はないですが、それを意識することは、EXCELに対する理解を深めることができるのでしょう。
 

 

 

 

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