先日、父が山芋をすりおろして、とろろを夕飯に出してくれた。
珍しいな。どうしたんだろう。と思っていたら、本日、とろろが夕飯に3度目の登場を果たした。
あぁ、そうか。
父が夕飯にとろろを出してくれるのは、私が具合悪くて寝込んでいる時だ。
そう言えば、とろろって栄養価高いんだっけ。
ネットで調べてみると、とろろには、水溶性食物繊維が含まれており腸内環境を整える効果があるんだとか。他にも色々効果があるらしいのだが、超簡単にざっくり書くと・・・
体内の水分バランスを整えるカリウムや、胃粘膜を守るぬめり成分を含んでいるから、夏バテなどで食欲が出ない時や元気がない時の栄養食として昔から口にされてきた食べ物だよ。
ということらしい。
そう言えば、一緒に暮らし始めた頃、何も食べられなかった私に毎日せっせとリンゴを剥いてくれたっけ。で、リンゴだけは食べられるようになったんだ。
父が自分でお味噌汁を作るようになってからは、私の分だけ、お味噌汁の中に玉子を入れてくれるようになったんだっけ。
そして今夏。
具合悪くて寝込む日が続くと、父は山芋をすりおろしてくれるようになった。
「1日1個のリンゴは医者を遠ざける(医者いらず)」という英語(だったかな?)の諺があるようにリンゴは体に良い。
玉子だって栄養価が高いと言われている食べ物。山芋もそう。
リンゴも、玉子も、とろろも、父親なりの愛情表現なんだな。嬉しいな。
とろろは、すりおろしたまんまで出されるので、お醤油をかけてご飯に混ぜて、とろろご飯にして食べるのですが・・・もうちょっと味が欲しいなぁ。。。自分でレシピ探して簡単にアレンジできるように準備しとくかな。それくらいの元気はあるはずだ。
すりおろすのだって手間が掛かるんだから、更に上乗せ要求するのは申し訳ない。ちょこっとだけ頑張るキッカケにもなるしな。
お父さん、ありがとう。