鬱病 接し方 | 良かったね♪

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♪幸せは歩いて来ない。だから歩いて行くんだよ。というわけで、幸せへの第一歩。良かった探しから始めてみます。

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鬱病の人への接し方は、色々気も使うし難しいと思う。うちの両親も娘である私への接し方は分からずに困っているのが分かる。

基本は、黙って見守っていて。

それが娘である私の本音です。

放っておいて無関心になられては困ります。愛されてないと思ってしまうから。

だからと言って、いつも通りに接っせられても、いつも通りに出来ない事があるので、困ります。いつも通りに出来ないと、こんな事もできないのかと悔しく、悲しくなるから。

だからと言って、出来そうな事を頼まれても困ります。期待に応えなければと思って無理をしてしまうから。


だから、まずは黙って見守っていて下さい。何ができて、何ができないのかを観察していて下さい。いつも出来ている事が出来ない時、調子が悪いのです。いつも出来ない事が出来ている時、調子が良いのです。

でも、毎日、体調は変わります。昨日は良かったのに、今日は悪い。今日は悪くても、明日は良い。

そうやって良かったり、悪かったりを繰り返しながら、らせん状に少しずつ良くなります。10年掛けて治すつもりで、10年は黙って観察していて下さい。

昨日、今日で比べないで。
今週と先週でも比べないで。
今月と先月でも比べないで。

比べるなら、去年と今年の同じ時期でお願いします。去年はこんな状態だったけど、今年はこんな状態というふうに比べて、出来るようになった事を教えて下さい。

親にできるのは、3食バランスの良い食事を食べさせる事、掃除や洗濯などで清潔な環境で暮らせるようにしてあげる事。それだけで十分です。

もし、娘の調子が良くて「何か手伝おうか?」と言ってきたら、その時は遠慮せずに、いつも出来ている事、出来そうな事をお願いして下さい。何も頼まれないと、やはり役に立たないのだと傷付きます。


鬱病になると体調も不安定、精神状態も不安定になるので

「今日は〇〇する元気ある?」

と聞いて頂けると嬉しいです。「できない」と答えるのは自分が無能なようで傷付きます。「やりたくない」と答えるのは、我儘なようで申し訳ない気持ちになります。

でも、「元気がない」なら、しかも「今日は」なら、今日は元気がないだけで、明日は元気があるかもしれない。その内、元気になれば、できるのだと希望が持てます。

「今日は、ご飯食べる元気ある?」
「今日は、お風呂に入る元気ある?」
「今日は、外出する元気ある?」

我儘だとか、せっかくしてあげたのにとか、言われるのが分かっているので、無理をします。無理をする性格だから鬱病になったのです。だから、無理をさせない、気を遣わせない、その為に「今日は○○する元気ある?」とイチイチ聞いてもらえると嬉しいです。


親が娘の為に何かしたいと思ってくれるなら、「観察力」と「質問力」を磨いて下さい。脳機能が低下して、自分の思っていることや感じていること、考えていることを伝えられなくなっているので、「観察力」と「質問力」を駆使して、娘の言葉にならない想いを汲取って頂ければ嬉しいです。

それが難しいなら、1日3食、栄養バランスの良い食事を食べさせて、掃除や洗濯の行き届いた清潔な環境で暮らせれば十分です。

娘である私の為に、わざわざ何かしてもらうより、親自身のことをやるついでに、娘のことも一緒にやってもらえれば御の字です。

でないと、親も共倒れします。それは娘が一番望まない事ですから。