
(2008年作 監督 アンドリュー・スタントン)
いやー、凄いアニメだなー。序盤から、まずアニメの緻密さに驚いた。ピクサーのアニメって、いつも思うのだが、なんてリアルな映像なんだろう。画面の隅々にいたるまで、デテールにこだわって、手抜きがない。びっくりですね。ストーリーも子供向けのアニメかと思いきや、大人が見ても、しっかり楽しめる作品になっている。というか、へたなSF映画見るより、断然僕はおもしろかったねー。愛と冒険、機械文明に対する皮肉なんかも取り入れて、主人公はロボットなのに、人間味溢れているところもおもしろかった。今まで見たピクサーの映画「ファインディング・ニモ」「MR、インクレディブル」「カーズ」「レミーのおいしいレストラン」の中で、僕は一押しの作品だなー。ほんと予想以上の映画でした。世界に誇る日本のアニメも、うかうかしておられませんねー。それにしても相手役ロボット「イヴ」はなんて女性的なんだろう、と思ってしまったのは僕だけだろうか・・・。