映画とその風景について考えてみた。
映画を見てて、たまに思う事がいくつかある。(特にアメリカ映画だが・・)
まず、よく見かけるのが、田舎道を車で走るシーン。どこで撮ったかわからないのが多いが、
廻りになにもなく、ずーっと遠くに山が見える広大な平地。果てがあるのか?と思いたくなる様な
真っ直ぐにどこまでも続く道。こういうのを見てると、「うわー、アメリカってやっぱ広いなー」
とか「一度行ってみたいなー」と思う事がある。北海道なんて相手にならないだろうなー。
逆に都会の閑静な住宅街が映し出されると、なんて道路が広いんだろーと思う。たいがいどの映画
を見ても広い道路。家と家が離れてるし。その家自体、これまた大きい。そんなにお金持ち
という設定ではないけど、やたら家が大きいなーと思う事がある。これぐらいがあっちでは標準
なんだろねー。例のサブプライムローン問題で、売りに出されている家なんかをニュースで見たが、
やぱっり大きくていい家が多いと思った。
ちなみに日本の家の平均建坪が30坪弱、アメリカは100坪ぐらいはありそうな気がする・・。
狭い日本と違って土地のみが投機の対象にならず、家が投機の対象になっている、ってのも
分かる気がする・・。あちらは建売が多く、日本の様に注文住宅ってのはめったにないらしい。
都会のオフィス街はどうだろう、これはあまり日本と変わらない様な気がする。高層ビルはどこの
国でも同じ様に乱立してるし、どこにでもコーヒーショップやレストラン、ハンバーガーショップ
がある。交差点、信号、車、道行く人々、あまり変わらないなーと思う。
1961年に作られたオードリー・ヘップバーンの「ティファニーで朝食を」を見た当時の人は、
その洗練された大都会ニューヨークの街並み、雰囲気に凄く圧倒された、と聞いた事がある。
確かにそうかもしれない、1961年と言うと47年前、日本は高度経済成長に入るぐらいの時か、
これから、って時だったからねー。
オードリーが住んでたのは安アパートって設定らしいが、今見ても日本の高級マンションの様な
雰囲気だしねー^^;。
最後は最近よく見る家族の風景。離婚した奥さんの家に行って、自分の子供を何日か引き取るって
パターン。ほんと多いねー。奥さんの家に行くと、もう新しいだんなさんがいる、ってのもめずらしくない。
あちらでは相当離婚率が高く、こういうのが常態化してるんだろうねー、きっと・・。
みなさんは、どうですか?、何か気付きましたか?。