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よかっぺいがっぺのブログ

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私の実家には 『お中元(お歳暮)ルーム』 なるものがある。

父は昔からお中元(以下、お歳暮は省略)をたくさんGETする。


ちなみに、私は貰ったことがないし、贈った記憶もない。

ここに私と父の大きな違いを見出すことができる。


キレイに言えば 『政治力』

悪く言えば 『贈収賄』


決して否定はしないが・・・。

そんな気がしてならない。

まぁ、90%は負け惜しみです。




さて。

私が大学生の時、事件が発生した。


朝からたて続けに宅配業者さんがやってくる。

シーズンになれば慣れてくる。



だが・・・。

その年は違った。

なぜか???




よか 『これ、何ですか?』

業者 『うどん・・・ですね。』

よか 『やっぱり要冷凍?』

業者 『もちろんです。』 (⇒きっぱり)



午前中に業者さんが4人来た。

1人の業者さんは100食分、持って来る。

50食分、とか、200食分、とかじゃなく、4人の業者さん、なぜか例外なく100食分。

冷蔵庫には・・・入らない。



2人目までは大丈夫だった。

でも・・・3人目からはアウトだった。



たまりかねて、父に電話。

『あいにく会議中です・・・。』



当時は携帯電話などなかった。

従い、会社に直接連絡するしかなかった。

嫌だなぁ、とは思いながらも、こちらも必死である。

(今思えば放っておいてもよかった・・・かな?)




ようやく繋がった父。


父  『なんだよ、何度も電話してきてむかっ

よか 『どうしよう。うどんがたくさん届いちゃったんだけど・・・』

父  『何言ってんだ、お前?』

よか 『何って、全部お中元だよ!これどうすりゃいいの?全部凍ってるんだけど。』

父  『・・・。』

よか 『・・・。』

父  『じゃぁ、冷蔵庫買って来い。』

よか 『そ、そんな簡単に言うけどさぁ・・・。』

父  『じゃぁ、どうすればいいんだよむかっ


よか 『じゃぁ・・・わかったよ。買ってくる。』




なぜか逆ギレされ。

2台。

父のカードで購入。



今から15年近く前の話だ。

当時購入した冷蔵庫はいまだ健在である。

何台あるかって???



4台あります。(@ ̄ρ ̄@)zzzz

正確には、冷蔵庫2台、冷凍庫2台、である。

*今は父・母の2人家族ですが何か??




なぜうどんばかりたくさん届いたか?

会社で 『私はうどんが大好きです。お中元はうどん希望!!』 と言ったらしい。


父曰く、『うどんなら贈る側も負担にならないだろ?』



なるほど。


父なりの 『気遣い』 なのだった。

確かに時代はバブル崩壊直後。

証券会社だっただけに、不景気が社員の財布を直撃していたことは容易に想像できる。


結局、その後も毎日うどんが届いた。そして・・・。



もちろん、毎日うどんを食した。



外面のいいお父さん。

こっちにも気遣いして欲しかった。

金銭感覚を徹底的に変えなきゃ。



今までお金で解決していたものをすべて見直しました。


カードの利用も控えました。

タクシーや外食も控えました。

風俗は・・・既に飽きていたので大丈夫です。べーっだ!



マンションは・・・10月で引き払うことにしました。



これでちょっと変わる・・・かなぁ。

高収入を捨てた転職とは、こういうものなのだ、と思い知らされました。

少々の収入ダウンなら何とかなるかもしれません。

金額の桁が1つ減る・・・。

これは本当に厳しい。


高い理想や気持ちだけでは難しい。

これが現実です。



ついでに、4つ持っていたゴルフ場の会員権をも処分しました。




とにかく、1年を乗り切ればあとは大丈夫・・・のはず。

これで大丈夫かな・・・?



計算したら、住民税だけで当時の年収(支給額)を超えていました。

貯蓄があっても持ちこたえるのは容易ではない状況でした。





(つづく)

そもそも、お金がない。

貯蓄?はある。


毎月の支出が確実に収入を上回ることがわかっていた。



『そんなら貯蓄を取り崩せばいいじゃん!?』



そうです。

そのとおりです。


でも、当時の私には、いわゆる現金がほとんどなかったのです。

祖父の言いつけを忘れていたのでした。


『株は・・・、持っているお金全体の〇%までしか買わないこと。』




当時は 『株』 の話だった。

ただし、もちろん、これは株に限定した話ではないのである。

ポートフォリオ・アセットアロケーションに通じる話なのだ。



当時の私は、ワンルームマンションと父の起業に大金を出資していたのです。



どれも好調でした。

ワンルームは年利30%を超えていました。

出資金は配当10%あり、それ以上に業績が倍々ゲーム状態。

まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでした。



売るわけには・・・いかない。




どうしよう。



とりあえず・・・その前にやるべきことがありました。






(つづく)