そもそも、お金がない。
貯蓄?はある。
毎月の支出が確実に収入を上回ることがわかっていた。
『そんなら貯蓄を取り崩せばいいじゃん!?』
そうです。
そのとおりです。
でも、当時の私には、いわゆる現金がほとんどなかったのです。
祖父の言いつけを忘れていたのでした。
『株は・・・、持っているお金全体の〇%までしか買わないこと。』
当時は 『株』 の話だった。
ただし、もちろん、これは株に限定した話ではないのである。
ポートフォリオ・アセットアロケーションに通じる話なのだ。
当時の私は、ワンルームマンションと父の起業に大金を出資していたのです。
どれも好調でした。
ワンルームは年利30%を超えていました。
出資金は配当10%あり、それ以上に業績が倍々ゲーム状態。
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いでした。
売るわけには・・・いかない。
どうしよう。
とりあえず・・・その前にやるべきことがありました。
(つづく)