今だけ真面目モードです。
今日が最初で最後?
政治・経済系です。
さて。
『景気対策』 において最も重要なことは、それが国民に消費を促す施策であることです。
消費を促す=買い物しないと損、買い物して初めて還元される・・・。
これが成り立たない限り、景気対策としての施策は成功し得ないでしょう。
つまり、国民にお金を渡すだけでは十分ではないのです。
お金が貯蓄に回されたら効果が大きく損なわれるからです。
*貯蓄は本来、経済主体である国民が、将来消費するために行われます。
従い、中長期的には、貯蓄は必然的に消費に回ります。
つまり、麻生首相が言う経済効果とは、あくまで短期的なものを指します。
また、貯蓄=投資でもあります。
貯蓄とは銀行等を通じて企業の資金需要に応えていくことです。
企業の資金需要を産み出すものが消費です。
経済は循環していますので、消費と貯蓄の関係は、鶏が先か、卵が先かの話と一緒でしょう。
従い、この時点で既に景気対策(消費を促す施策)ではないのです。
『社会福祉?政策』です。
社会福祉?政策が悪いとは言いません。
買い物ではなく、貯蓄したい人は普通にいるでしょう。
要は、残念ながら国民全員に共通して効果がある施策はないのです。
麻生首相は、いったい誰に、何を、どのようにしたいのでしょうか?
これがはっきりしていないのではないでしょうか。
まぁ、彼の場合、いずれにしても敵・味方ははっきりするタイプでしょうけど・・・。
もし私が首相なら・・・、
公営カジノ法案を通します。
カジノで得た収益の半分は国庫に。
半分で維持管理を。
これならお金持ちが喜んで納税してくれます。
お金持ちから巻き上げれば、大多数の国民も文句は言わないでしょう・・・。
~って、
きっとこの程度のノリで麻生首相も軽く考えていたのでしょう。