『決済業務』の次に覚えた仕事は、『原状回復業務』でした。
入居者より解約の申し出を受けると、入居者立会いのもと、修繕箇所の確認および費用負担の交渉をします。
交渉終了後、修繕工事の手配を行い、物件を新規入居者募集のチームに引き継ぐ。最後に、退去した入居者の未納金を回収する。
とまぁ、こんなところでしょうか。
敷金返還で揉めた経験がある方は少なくないと思います。
あまりにもトラブルが多い業務のため、平成10年頃でしょうか、国土交通省住宅局より『ガイドライン』なるものが発令され、現在では概ねこのルールに則って不動産会社も動いているようです。
この業務で特に重要な点は、 『いかに入居者の敷金+αをぶん取るか』 です。
あの手、この手を使い、入居者を追い込み、そして無理やり納得させる。
レ○パ▲スあたりだと、原価が10万円の修繕を行う場合、売上は12万円程度になります。
当時の事業部長に直接聞いたので間違いないです。
わが社は・・・、同10万に対し、14~16万円。
はっきり言って、鬼です。
次回は、この業務ネタを披露します。
(つづく)