私、7月からドイツ語を始めている。

 

まずは、発音だ。発音は英語よりやさしい。スペイン語と同じで、ほぼローマ字を読むように発音すればよい。アクセントは原則として第1音節にある。そして、子音1つの前は長母音で、子音2つの前は短母音となる。これで8割がたドイツ語の文章は発音できる。

 

ただし、母音や子音に注意すべき発音がある。以下の通り。

 

【注意すべき母音】

ä:口を上下に開いてエーと発音

ö:大きく口を開け、オの口の形でエーと発音(ウーと聞こえる)

ü:小さく口をつぼめ、ウの口の形でイーと発音(ウーと聞こえる)

ei:アイ

eu:オイ

e:Dame(ダーマ)、Magen(マーグン)、Leben(リーヴン)、Bett(ベットゥ)

 

【注意すべき子音】

rの後ろに母音がない場合はア

母音が続かないb,d,g,sは清音

母音+hのhは無音

語末のigはッヒ

ß:ス

s:ズ

z:ツ

v:フ

w:ヴ

j:ヤ

ch:(a,o,u,auの後ろでハッ、それ以外でッヒ)

chs,x:クス

sch:シュ

sp:シュプ

st:シュトゥ

tsch:チュ

qu:クヴ

 

例えば、

 

“私がピアノを弾き、アンナが歌う。”

 

をドイツ語で書くと、

 

“Ich spiele Klavier und Anna singt.”

 

で、発音は、

 

“イッヒ シュピーレ クラヴィア ウント アナ ジンクト”

 

となる。Klavierの“v”はどうわけか、“フ”でなく“ヴ”と発音する。アクセントも第2音節にある。言葉に例外はつきものだから仕方ない。