94歳男性。要介護3。慢性心不全、神経因性膀胱、腰部圧迫 骨折。
この男性、車いす生活であり、施術は車いすのまま行うよう指示されていたが、私はその指示を無視し、ベッドに移乗し、仰向けにして施術した。一日中車いすに座っていることの苦痛を多くの人から聞いていたからである。20~30分くらいは、ベッドに横になって身体を休めてもらいたかったのである。
この男性、会話はできる。少しずつ話しながら、手足の要穴、お腹の臍回りなどにお灸をし、最後は上下肢伸展、バンザイによる腰背伸展などをしてあげていた。が、私が施術した2021年3月1日を最後にデイサービスを休まれ、3月31日死去。死因は老衰とのこと。