岡山 源吉兆庵 | 羊羹研究家

羊羹研究家

羊羹を口に入れ、

目をつぶって、

思ふこと。


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羊羹を評価軸として、

”深い光沢”

”重厚な歯ざわり”

が挙げられている。

味に関する項目でないところが意外・・・!


そういえば寒天は、

江戸時代、日本で発見されたものだったのね。



[以下、源吉兆庵の本練りようかんのしおりより転載]


羊羹とは、その字のとおり羊の羹(あつもの)という意味で、もともとは中国で食べられていた羊肉の汁物のことでした。それが禅僧により日本に伝えられましたが、禅僧は肉食が禁じられていたので、羊肉のかわりに小豆や葛などを使った料理に変化し、蒸羊羹に近いものになりました。その後、江戸時代に日本で寒天が発見され、今の練羊羹が生まれたのです。源吉兆庵では、風味、形ともに高品質である北海道産の小豆を使用し、素材の持ち味をいかして、銭r年された味わいの本練りようかんをおつくりしました。深い光沢と重厚な歯ざわりが特徴の貫禄あるお菓子です。