岡埜榮泉「宵の窓」 | 羊羹研究家

羊羹研究家

羊羹を口に入れ、

目をつぶって、

思ふこと。

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一口いれたけら、

どうしてもついていたテレビの音がじゃまになって、

急いで電源をOFFしてしまった。

それほどに表現は微細ながら、

味はものすごく奥深い。

それこそが羊羹の真髄に、

深く関わる指標ではないか。


さらに「宵の窓」という名前。

実はくずし字が読めず、

後からお店に連絡して聞いた。

宵の景色を窓で四角く切り出した絵

なのでしょうか。


パッケージに独自性があった。

羊羹は普通、まずアルミの袋に入っていて、

それが固い紙の箱に入っていて、

それがさらに名前などの入った箱に入っている。


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アルミ袋の切りやすさはお店によって

激しく差があって、ここのは柔らかかった。

(たしか、玉英堂などもそうだった)

そして、固い紙の箱の箱、

これが羊羹に対してすごく、

ゆるく入っていたのが、

初めてだった。

パッケージに、何かこだわりがありそうだ。


小豆 ★★★★★

水 ★★★★

寒天 ★★★★

砂糖 ★★★★★

塩 ★★★★

総合 ★★★★★

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固柔度 ★★★★


思わず、

仙太郎を上回る評価をしてしまった…


初祖 岡埜榮泉總本舗

東京上野広小路

03-3831-6320