【速報】初の党首討論、高市首相が立民・野田氏に「定数の削減やりましょうよ」…議場がざわつく
高市首相(自民党総裁)と野党党首による党首討論が26日午後3時から行われた。高市内閣発足後で初となり、連立から離脱した公明党は13年ぶり、参政党は初めて質問に立った。
党首討論の模様を速報する。
高市氏、笑顔で野田氏と会釈
高市氏はストライプジャケットに真珠のネックレス。
最初は立憲民主党の野田佳彦代表で「40年以上前から存じ上げている。
党首討論で相まみえるとはまさかと思いましたが、天の計らいかもしれない」と語りかけ、日中関係から質問を始める。
野田氏「総理の独断では」
野田代表は、日中関係の悪化について「(国会での答弁は)総理の独断専行だったのではないか。日中関係が悪化してしまったことに、どのような責任を感じているか」と高市首相を問いただした。
高市氏の答弁に与党側から拍手
高市首相は、台湾有事をめぐる自身の答弁について「政府の答弁を繰り返すだけでは、予算委員会を止められてしまう可能性もある。
具体的な事例を聞かれたので、誠実にお答えしたつもりだ」と説明した。与党席からは拍手がわいた。
野田氏「高市円安が起きている」「あたらない」
立憲民主党の野田佳彦代表は、政府の経済対策などについて「高市円安が起きている」などと指摘。高市首相は「『放漫財政』という指摘は決してあたらない。
まずは(経済)成長させなければ、絶対に財政は健全化しない」と述べ、反論した。
討論の最後に高市首相が呼びかけ
高市首相は野田代表に「(議員)定数の削減、やりましょうよ。
これは、私の心残りです。
削減、賛成してください」と呼びかける。
議場がざわつく一幕も。
国民民主の玉木代表は「年収の壁」
2番手は国民民主の玉木雄一郎代表。
玉木代表は、所得税の非課税枠「年収の壁」の178万円への引き上げなどについて、高市首相に「ともに関所を越えていきましょう」と何度も呼びかける。
議場からは拍手が起こる。