自民・高市早苗氏を首相に選出 女性の就任は憲政史上初めて
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衆院本会議の首相指名選挙で首相に指名され、立ち上がる高市早苗氏(中央)=国会内で2025年10月21日午後1時48分、新宮巳美撮影
自民党の高市早苗総裁(64)は21日、衆参両院の首相指名選挙で第104代首相に選出された。
女性の首相就任は憲政史上初めて。
高市氏は直ちに組閣に着手し、皇居での首相任命式などを経て自民と日本維新の会による連立政権を発足させる。
維新は閣僚は出さず、政策協定に基づいて政権運営に協力する「閣外協力」にとどめる。
高市氏は就任後、直ちに経済対策の策定を指示する方向だ。
21日夜には首相官邸で記者会見し、今後の重点政策や経済対策の柱について説明する見通し。
高市新内閣では、官房長官に木原稔前防衛相(56)、外相に茂木敏充元幹事長(70)を起用する意向だ。
経済安全保障担当相に小野田紀美参院議員(42)を充てるなど女性を積極登用する方針。
高市氏は奈良県出身。
松下政経塾生などを経て1993年衆院選で初当選し、当選10回。
保守層からの支持が厚く、党政調会長や総務相、経済安保担当相などを歴任した。
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