男女機会均等法と言う悪法と冗談が通じない世の中と成り,
結婚前の、思いあう男女が言葉を交わし合う機会が激減した。
こんな世の中にした国の政策が間違いだ。
我が家の近隣に昔風で言えば幼稚園が有る。
最近では0歳児まで保育して、大きな乳母車に3~4人を乗せ散歩。
0歳児でも筆者の姿を認識し、バイバイしてくれる。
「2人目の壁より深刻な1人目の壁」婚姻減と結婚しても子を産まない割合が増加中
荒川和久独身研究家/コラムニスト/マーケティングディレクター
(提供:イメージマート)
先日「2人目を望む人の割合が33.3%となり過去最低となった」というニュースが出た。
これは明治安田生命保険が継続的に実施する0〜6歳の子が1人いる男女を対象した「子育てに関するアンケート結果」によるもので、確かに調査結果はその通りなのだが、だからといってこれだけを取り上げて「2人目の壁」と言い切るのは雑である。
2人目を望む人の割合が33%だからって、決して33%しか2人目を産まないわけではない。
こうした数字を取り扱うには、まず実態をベースとして話をしないとそれこそ余計な勘違いといらぬ不安を生んでしまう。
ココがポイント
「2人目を望む」人の割合は33.3%となり前の年(中略)から3.0ポイント減少し、2018年の調査開始以来過去最低に
出典:FNNプライムオンライン(フジテレビ系) 2025/9/30(火)
第一子を産めば、少なくともそれと同等以上の第二子以降が誕生している
出典:荒川和久 2024/9/11(水)
エキスパートの補足・見解
そもそも第一子を産んだ人が第二子を産む割合がどれくらいなのかを整理しよう。
人口動態調査では、出生順位別出生数の長期推移が公表されている。
それによれば、最新の2024年においても第一子出生に対する第二子出生の割合は77%で、これは2003年の77%以降ほぼ変わらず一定で推移している。
つまり、第一子を産んだ人が第二子を産む割合は20年以上全く変わっていない。
なんなら、第二子→第三子以上の割合は、最低だった2004年37%と比べて、2024年は46%と格段に増えているくらいである。
つまり、1人目を産めば8割弱が2人目を産んでおり、決して「33%しか2人目は産まない・産めない」ということではない。
とはいえ、1995年後半の氷河期時代は第二子率が74%にやや低下しており、その時期に生まれた子がもっとも一人っ子が多かった世代となっている。
経済状況の悪化で2人目を諦める夫婦がいることも否定しない。
実は、真の課題は「2人目の壁」ではなく「1人目の壁」であり、当然、未婚化や婚姻減もその原因だが、初婚→第一子という初婚発生出生数も減少している。
2人目の話も大事だがそれより1人目。
1人目がなければ2人目も3人目もないのである。