父が書き残していた、戦後の混乱期の思いで「老いのたわごと三」
テーマ:回想
厳しかった父との楽しかった思い出は殆どない。
唯一有るのは、野鳥のウグイス捕りに丸山公園(現・朝倉公園)へ何度も連れて行って貰った事ぐらいだ。
捕まえた鶯は家に持ち帰り飼育している鶯の前に在る手作りの竹ひごで作った籠に入れ餌付くか試し、夕方までに餌を食べない鶯は放鳥していた。
巨大な中禮の塔(大刀洗飛行所の軍が建立と聞いていた)
2間幅も有りそうな巨大な100段の階段の広場の左奥に在った。
しかし思い出は階段の右手の雑木林の中にヒッソリと古くて狭い急階段
が有った…バラ鉢に入れる為、腐葉土取りに何度も連れ出された。
階段を登り切った先に巨大な中禮の塔が見えて来た。
右手の植林された人の背丈ほどの松林の中に狭い道が何処までも続いていた。
小学低学年の頃一人でこの松林を長い時間、歩いて下り道が有ったので歩いて行くと小さな滝が有り、大人の人が吃驚した顔で何処から来たと聞かれたので丸山公園の「中禮の塔」前からと答えたら何故か2度吃驚された。
甘木の中心地まではかなりの距離が有り、帰路は火葬帰りの車に同乗させて貰い帰宅、家人は全員吃驚仰天だった。
母の日に、母の思い出
テーマ:回想