中国、トランプ関税爆弾に「戦争」言及…「最後まで戦う準備できている」
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米国が中国製品に10%の追加関税賦課を敢行すると、中国政府が「あらゆる種類のどんな戦争でも最後まで戦う準備ができている」と明らかにした。
外信は「中国の最も強力な表現が出てきた」という評価を出している。 在米中国大使館は5日、公式SNSアカウントに短い文を投稿した。
中国政府が前日発表した声明のうち「関税戦争であれ貿易戦争であれ、また別のどんな戦争であれ、米国が望むならばわれわれは最後まで戦う準備ができている」という内容だった。
米国がフェンタニル流入の責任を中国に転嫁しているとも非難した。
中国外交部の林剣報道官は「(米国内の)フェンタニル問題の根源は米国自身だ。
中国の報復関税は自らの権益保護に向けたもの」と話した。
これに対し英BBCは「トランプ大統領就任後に中国が出した最も強力な表現。
中国の最大政治イベントである全国人民代表大会に向け指導者が北京に集まる中で出された」と意味を付与した。トランプ政権の対中強硬派が中国の脅威を印象付ける証拠として使われる可能性もあるというのがBBCの分析だ。
中国は以前にも戦争に言及しながら国際舞台で勢いを誇示した。
昨年10月に習近平主席は台湾周辺で軍事訓練を実施しながら戦争準備体制を整えることを呼び掛けた。
中国の国防費は2013年に習近平主席が執権してから急増している。
2013年の7200億元から今年は1兆7800億元に増え、米国に次いで世界2位だ。
米国は年間8500億ドルを国防費に使っている。
ブルームバーグによると、米国防総省は中国が公開された国防予算より2倍近い最大4500億ドルを使っていると推定する。
人類は殺し合う猛獣・・・第三次世界大戦は避けられないかも。