日本海側では記録的な大雪に 9日頃まで長引く最強寒波 交通機関への影響「大」
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9日(日)頃にかけて、日本海側の広い範囲で連日のように雪が降り、冬の嵐が続く。この期間のピークは、今日5日(水)の夜~明日6日(木)の夕方にかけてと、7日(金)の午後~8日(土)にかけての2回。大雪に見舞われて、ひと晩で車が埋もれるくらいの積雪になる所も。車の立往生に警戒。太平洋側にも断続的に雪雲が流れ込み、四国や九州南部など、普段、雪に慣れていない地域でも大雪となる恐れ。平地でも積雪する所があり、交通機関への影響に注意が必要。
9日(日)頃まで日本海側を中心にドカ雪に 大雪に伴う積雪の急増に警戒を
9日(日)頃にかけて、日本付近は冬型の気圧配置が続き、九州から北海道の日本海側を中心に、連日のように雪が降るでしょう。 特に、今日5日(水)の夜~明日6日(木)の夕方にかけてと、7日(金)の午後~8日(土)にかけて、間髪入れず、強い冬型の気圧配置となります。今シーズン最強の寒波も相まって、日本海側の広い範囲でドカ雪になるでしょう。沿岸部を中心に冷たい風も吹き付け、大荒れの天気になりそうです。所々で記録的な大雪になる恐れがあり、積雪の急増に警戒が必要です。北陸から北の日本海側では、ひと晩で車が埋もれてしまうほどの雪が降る所もあります。可能な限り不要不急の外出は避け、お仕事はテレワークに切り替えるなどの対応を検討なさって下さい。 なお、明日6日(木)の夕方にかけてと、7日(金)の午後~8日(土)にかけては、寒気の流れ込みが強く、晴れ間が広がる太平洋側にも、山沿いを中心に所々で雪雲が流れ込んでくるでしょう。四国や九州南部など、普段、雪に慣れていない地域でも大雪になる恐れがあります。市街地でも積雪する可能性がありますので、交通機関への影響に注意が必要です。 全国各地で受験シーズン真っ只中となっています。当日、雪の影響で、試験会場に行けなくなってしまった場合に備えて、今のうちに、救済処置などの有無を確認しておいた方が良いでしょう。
雪道で立ち往生 一酸化炭素中毒に注意
もしも雪道で立ち往生してしまった場合、一酸化炭素中毒に注意が必要です。 車が雪に埋まったときは、原則、エンジンを切りましょう。マフラーが雪に埋まると排気ガスが車内に逆流し、一酸化炭素中毒を起こすおそれがあります。窓を開けて換気しても、窓の開口量や風向きなどの条件によっては、一酸化炭素中毒の危険が高まることがあります。 防寒などでやむを得ずエンジンをかけるときは、マフラーが雪に埋まらないように、こまめにマフラーのまわりを除雪してください。雪道を運転する場合は、万が一に備えて、除雪用のスコップや防寒着、毛布などを車内に用意しておくと良いでしょう。