おおらかな気持ちで読んで下さい。
半世紀前頃まで筆者が務めていた職場は、おおらかだった。
米菓製造業の職場のトイレは男女共用で入り口は1ヶ所。
中で大小が左右に分かれているだけ・・・午前午後に小休憩。
トイレは大混雑~~
間に合わぬ時は中庭の奥で座り込む豪傑の女性までいた。
それを観ても誰も後ろ指など指さぬ~~おおらかだった。
時には職場から悲鳴が聞こえ、スケベ~~何時もの事だった。
但し、気心が知れた者同士の挨拶代わりと見過ごされた。
その頃は、セクハラなどと言う語句は無かった。
焼き釜や乾燥機など熱源が多く、クーラーも無い時代、
男は海水パンツ一つで作業する者が多く、女はブラジャー無しで薄い作業着から胸のふくらみが丸見えの時代だった。
農家では15歳(中卒)18歳(高卒)とほぼ同時に結婚。
虫が付く前にと早すぎるとも思える対応の早さだった。
新入社員の特に男には「社会勉強」と称して飲み屋へ交際費や
時には自腹を切り、醜態を晒させ、人物評価が行われた。
筆者はアルコール過敏症で醜態を晒す前にグロッキー~~
崩れないから硬すぎると評判はイマイチだった。
今は、直ぐにセクハラ発言が飛び出し、男女交際の障害だ。
男は縮み上がり、女性に声掛けする事に竦みあがっている。
赤線禁止法が出来てから、地方で特飲点が激減した。
社会勉強の特飲店が無ければ遊び方の指導も出来ない。
ド田舎なら,若集宿で、
夜這い指導などの方法も考えられたが、
小都市では無理・・・農村では4Hクラブ運動が盛んだった。
- Head(頭脳)
科学的に物ごとをとらえることのできる頭の訓練をする - Hand(技術)
農業の改良と生活の改善に役立つ腕を磨く - Heart(心)
誠実で友情に富む心を培う - Health(健康)
楽しく暮らし、元気で働くための健康を増進する
何の事は無い、…農村程、男女交際の機会が出来た様だ。
宗教団体の勧誘は今より盛んで、
(男女)交際相手が出来るよが誘い文句だった・・・。
男女機会均等法とセクハラ発言が大手を振ってまかり通り、
気の弱い男子は委縮し声掛けすらできず出会いは激減・・・。
「生めよ増やせよ」など夢のまた夢だ。
結婚十訓
- 一. 一生の伴侶として信頼出来る人を選べ
- 二. 心身共に健康な人を選べ
- 三. お互いに健康証明書を交換せよ
- 四. 悪い遺伝の無い人を選べ
- 五. 近親結婚は成るべく避けよ
- 六. 成るべく早く結婚せよ
- 七. 迷信や因習に捉われるな
- 八. 父母長上の意見を尊重せよ
- 九. 式は質素に届は当日
- 十. 産めよ育てよ国の為