災害や交通事故に対し「後悔先に立たず」を実行してきた | よかもん人生のブログ

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雪道走行は豪雪地帯で毎年実体験を重ね~~

 

爾来60年~~無事故の実績だ。

 

大地震は新潟地震が初めての体験だったが、家を新築した際、

 

耐雪2m+大地震対策を考慮し、

 

一階はコンクリートの車庫、高床式で高度な耐震基準で建築した。

 

建築費は高くついたが中越地震でも中越沖地震でも能登半島地震でも無事乗り越えられた。

 

能登地震で目立つ「1階」が消えた家 雪国、過疎、キラーパルス…住宅被害拡大に複合要因

配信

 

産経新聞

「輪島朝市」周辺では1階部分がつぶれてしまった建物が目立つ=1月24日、石川県輪島市(岩崎叶汰撮影)

能登半島地震で甚大な被害を受けた石川県輪島市や珠洲市の街は、2階建ての木造家屋の1階がつぶれた家が目立つ。

 県によると県内全体の住宅被害は5万5千棟を超え、大半は木造家屋だ。

 被害拡大の背景には人口減少や高齢化のほか、木造家屋に被害が出やすい地震波「キラーパルス」の影響、さらには雪国特有の事情も指摘されている。

 

【写真】「1階」が消えた家屋 能登半島では住宅の老朽化が際立っていた 

 

「近年の耐震設計の家はほとんど被害がない家も多い一方、古い家は1階が軒並みつぶれ、消えてしまっている」 輪島市の市街地を視察した関係者はこう話す。

 倒壊したのは古い耐震基準の住宅ばかりで、基準が強化された「新耐震」とみられる住宅の多くは無事だったという。

  昭和56年以前に建てられた家も耐震改修工事を行い強度を確保できるが、珠洲市の耐震化率は51%、輪島市は45%と全国平均の87%を下回っていた。

  耐震化が進んでいなかった背景として、過疎化により高齢者だけの住まいが増え、改修しないまま暮らしている世帯が多いという事情が挙げられる。

 また、能登地方の人々の、古い町並みを大切にする文化的な背景が影響しているとの指摘もある。 珠洲市の担当者は「他の地域と比べ大きな家が多い上、高齢化が進んでいる。

 複合的な要因がある」と話す。

  複合要因には、北陸特有の気候風土の影響として、木造家屋に使われている屋根瓦の重さもある。

 日本海沿岸に位置する北陸の雪は水分を多く含む重い雪なのが特徴とされ、瓦にも強度が求められる。

 そのため雪や潮風による劣化に強い漆黒の「能登瓦」が使われ、重い屋根の建物が多いという。

  さらに、今回の地震では、揺れの周期が1~2秒で、ゆさゆさと揺れて木造家屋に大きな被害をもたらすことで知られる地震波、キラーパルスが観測されている。

 阪神大震災でも記録され、この地震波が、木造家屋が多い地域の被害拡大につながったとみられている。

  能登地方では近年、大規模地震が頻発。昨年5月にも最大震度6強の地震により1人が亡くなった。

 専門家からは「これまでの地震で傷んだ建物に、今回の揺れが決定打になった可能性もある」との指摘も出ている。

  【新旧の耐震基準】 現行の耐震基準は、建築基準法改正により昭和56(1981)年に導入。53年の宮城県沖地震を受けて、それまでは震度5強程度でほとんど損傷しない構造を求めていた基準を、6強から7程度の大規模地震でも倒壊しない構造へと強化した。

 新耐震はさらに、平成7年の阪神大震災を受けて12(2000)年に基準を一部見直し。

 壁の配置や、柱と土台を接合する金具の固定方法などを明確化した。

「2000年基準」と呼ばれる。