「奇跡」と言われた379人脱出、日航社長「乗員はプロとしての仕事をしっかりやってくれた」

日本航空の赤坂祐二社長は4日、記者団の取材に応じ、東京・羽田空港の滑走路上で日航と海上保安庁の航空機が衝突した事故で日航機の乗員乗客が脱出できたことに関し、「(乗員は)訓練以上の結果が出せたのではないか。
プロとしての仕事をしっかりやってくれた」と述べた。
事故後、赤坂氏が公の場で発言するのは初めて。
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赤坂氏は、事故を受けて自民党本部で開かれた党航空政策特別委員会の役員会に出席後、取材に応じた。
海保機と衝突した日航機には乗員乗客379人が搭乗していた。乗員乗客は着陸から18分で機体から脱出し、その約10分後、機体は大きな爆発音とともに炎に包まれた。乗員乗客の脱出について、海外メディアは「奇跡的だ」などと報じている。