ウクライナが大規模反攻、ロシアの防衛線突破図る…戦線こう着から変化か
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8日、ウクライナ東部ルハンスク州で、露軍の陣地に向けて発砲するウクライナ兵=AP
米政策研究機関「戦争研究所」は8日、ウクライナ軍がロシア軍に対する大規模な反転攻勢を本格的に始めたとの分析をSNSで明らかにした。
ウクライナ軍が領土奪還に乗り出したことで、昨年11月にウクライナ軍が南部ヘルソン州ドニプロ川西岸を奪還して以降、こう着状態が続く戦況が大きく変わる可能性がある。
米紙ワシントン・ポストとNBCニュースも8日、それぞれ複数のウクライナ軍高官らからの情報として、同様の見方を伝えていた。
ウクライナの国防次官は8日、SNSで、東部ドネツク州ベリカノボシルカ付近と南部ザポリージャ州オリヒウ付近で露軍が「積極的な防御」を展開したとし、ウクライナ軍の攻勢を示唆した。
ウクライナは反転攻勢の本格着手を宣言しない方針を明らかにしている。
ベリカノボシルカは、アゾフ海沿いの港湾都市マリウポリやベルジャンシクまで100キロ・メートル程度の距離にある。
オリヒウは露軍の補給拠点都市メリトポリの北方約80キロ・メートルに位置する。
いずれもウクライナ軍が大規模反攻で奪還を目指す候補地とされる。奪還に成功すれば、ロシアが2014年に一方的に併合した南部クリミアと露本土との分断を実現できる。
ウクライナの攻勢に関連し、セルゲイ・ショイグ露国防相は、ウクライナ軍が8日未明、南部ザポリージャ州で露軍防衛線の突破を図ったと発表した。ウクライナ軍は反転攻勢に向けて編成した部隊を順次投入するとみられ、戦闘は長期化するとの見方が出ている。
間髪を入れず👇
首相 ゼレンスキー氏と電話会談
岸田首相、ゼレンスキー氏と電話会談 ダム決壊で500万ドル支援へ
岸田文雄首相は9日午後、ウクライナのゼレンスキー大統領と電話で約30分協議した。ロシア軍の占領下にあるウクライナ南部ヘルソン州のカホウカ・ダムが決壊して洪水が発生した問題を受け、被害を受けた住民へ国際機関を通じて500万ドル(約7億円)規模の緊急の人道支援を行う考えを伝えた。
これを好機と岸田総理は、
衆議院解散に繋げるか❕❓。