陸自ヘリ事故墜落❓…飽和潜水再開 | よかもん人生のブログ

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不明陸自ヘリ、海底で隊員5人の姿を確認 「飽和潜水」の捜索で

 

朝日新聞デジタル

消息を絶った陸上自衛隊のヘリコプターとみられる機体が見つかった海中を捜索している海上自衛隊の潜水艦救難艦「ちはや」(左)=2023年4月16日午前10時44分、沖縄県宮古島市、国吉美香撮影

 

 沖縄県の宮古島周辺で陸上自衛隊の隊員10人が乗ったヘリが消息を絶った事故で、16日午前、水深が深い場所に潜る「飽和潜水」のダイバーによる海底捜索が行われ、事故機の機体と隊員5人の姿を確認した。

 

 残る5人を引き続き捜索し、引き揚げに向けた動きも本格化させる見通し。

【海底図】機体が見つかった場所の海底図。ちょうど水深100メートル付近に位置する

 

 飽和潜水は、水圧に体を慣らしたダイバーが特殊な装置とともに海中に潜り、深海を潜水する手法。

 16日朝、加圧状態に慣れるための装置にダイバーが入り、その後、ダイバーが装置とともに海底に到着して捜索を始めていた。

  防衛省によると、ダイバーが機体と5人を見つけたのは午前8時半ごろ。発見場所は伊良部島北側約6キロで、深さ約106メートルの海底だった。機体は主要部分が損壊しており、その機体周辺に5人が確認されたという。

 飽和潜水は午後も続けており、残る5人の捜索を急いでいる。

  飽和潜水による捜索は14日午後、潜水艦救難艦「ちはや」から装置の下降が始まり、海中の途中まで向かったが、機械の不具合で引き返した。

 15日朝に再開する予定だったが、強風の影響で波が高く、海上の艦が安定しないためこの日の作業を中止した。(成沢解語)