旨い不味いは人夫々だが、二八蕎麦の味に拘る、
東京で修業したと言う職人気質の挨拶には納得。
新聞に紹介されたこの店は初めての訪問だった。
ふのリ入り蕎麦でなければ「へぎそば」の
名称は使えないのだそうだ。
筆者の知る限りでは布乃利(ふのり)を繋ぎに使った
蕎麦の味は抜群だと思う。
但し、時と場所と腕次第で味が変わる。
伸びた蕎麦を出す店に遭遇した事が在る。
その店には二度と行かぬ。
筆者の舌は、二八蕎麦の食感とは相いれない。
食感の異なる二八蕎麦の方が美味と言う人も多い
息子などは、信州蕎麦が一番だとぬかす。
「こなくそ」
育ち盛りの孫姫に思い存分へぎそばを食べさせたかったのだが、コロナ騒ぎで果たせなかった。
二八蕎麦の味を思い出しながら今日はこれまで。