中国、また東シナ海で構造物 5月に続き18基目

外務省は17日、中国が一方的にガス田開発を進める東シナ海の日中中間線の西側で、新たに1基の構造物の土台を運搬する動きを海上自衛隊が確認したと発表した。
5月にも中間線西側の別の地点で構造物設置に向けた動きを確認しており、東シナ海で強引に海洋権益を確保する中国の動きが強まっている。 外務省の船越健裕アジア大洋州局長は在日中国大使館の楊宇公使に「たび重なる抗議にもかかわらず一方的な開発を進めている」と強く抗議。東シナ海の資源開発に関する交渉再開に応じるよう改めて求めた。
中国側が日中中間線付近で設置した構造物はこれで18基目となる。平成27年以降、新たな構造物設置の動きは確認されていなかったが、今年5月20日に続き今月もガス田開発とみられる動きが確認され、東シナ海開発のスピードが急速に上がっている。
この構造物が石油等の掘削試掘を超え、南シナ海のサンゴ礁埋め立てのようなコンクリート土台を作られ、武器を設置されたら国防に重大な懸念が生じる。
最早、断固反対を実力で行うべきだ