「軍の計画が漏れている」「魔女狩りを始めた」…国防相の“暗殺未遂”報道でプーチン氏激怒?
「ロシアのショイグ国防相の心臓発作は『自然に発生したものではない』」(14日、イギリス・メディア「エクスプレス」) 【映像】釣りを楽しむプーチン大統領&ショイグ国防相 ロシアのショイグ国防相が暗殺未遂にあったことをにじませる報道が相次いでいる。
このニュースは、イギリスのタブロイド紙「エクスプレス」など、複数の海外メディアによって一斉に報じられた。
ショイグ国防相といえば、ウクライナ侵攻の3日後、プーチン大統領が核使用に言及した時もその脇に控えていた。
「国防相、参謀長にロシア軍の核抑止力部隊を特別戦闘準備態勢に移すことを命令する」(2月27日、プーチン大統領)
大統領と国防相、それに参謀長を加えた3人は核ミサイルの起動に必要なメンバーで、このうち2人がスイッチを押せば発動すると言われている。 まさに“核のカギ”を握るショイグ国防相。
プーチン大統領とは夏休みを共に過ごすなど、 長年の盟友としても知られていたが、3月11日に開かれた安全保障会議を最後に約2週間公の場に姿を見せなかったことから、「心臓病」との見方が出るなど憶測を呼んでいた。
この時期の前後、他のイギリス・メディアは「プーチン大統領が軍の計画が西側に漏れていることに激怒している」として、ショイグ国防相が姿を消したこととの関連性を示唆していた。
「プーチン大統領が側近たちの魔女狩りを始めた。
戦争がうまくいっていない責任がある『有罪者』を見つけようとしている」(イギリス・メディア「ミラー」) 盟友2人の間にできた亀裂――ただ、ショイグ国防相はその後、公の場に姿を現すなど、 真偽のほどは定かではない。(『ABEMAヒルズ』より)