今年の彼岸はお墓にかなりの雪が残り、墓参は出来ない。
雪国の宿命ですが、自宅の仏壇で墓参です。
故郷から持ってきた、父直筆の古い手帳に、句が書いてあった。
昭和51年、小学生の子供達を甘木の実家に連れて帰った時の句だ。
〇 子と孫に引かれて山にはな(桜)見をし…祖父
〇 久方に山路を上りはな(桜)見かな・・‥・祖母
同じころ長姉の長男が嫁を貰い
〇 孫に嫁 幸多かれと五月晴れ・・・・祖父
〇 五月晴れ 孫けっこんに大阪へ‥祖母
〇 年老いぬ身にも家にも隙間風…・祖父
〇 カーテンのゆらぎしずかに隙間風…祖母
昭和51年から53年にかけての句だ。
今や同じ年頃と成ってしまった。