一度目、二度目の検査で陰性、ホッとした後、3度目の検査で陽性。
こんな人達が続々と出てくるのが新型コロナウイルスです。
12日間も陰性状態で、13日目に陽性となり、隔離されるとは・・・。
まさに忍者ウイルスです。
ウイルスの性質が変化して来たのか❕感染の幅が各段に変化。
これは衝撃的だ。感染拡大が止まらない新型コロナウイルスによる肺炎。これまで感染経路は「飛沫感染」と「接触感染」とされてきた。ところが、。エアロゾル感染は、空気感染に近いものだ。パンデミックの引き金になる可能性が高い。
■「飛沫」「接触」だけじゃない
韓国紙「中央日報」電子版は9日、上海市民政局が8日の記者会見で、新型肺炎の感染経路として「『エアロゾル感染』がある」と明らかにしたと報じた。市民政局幹部は、「エアロゾル感染は飛沫が空気中で微粒子となって、これを吸入して感染するもの」と説明。「一切の社会活動関連の会合を取り消すべき」と強く注意を呼び掛けたという。英BBC電子版も上海市民政局の会見内容を報道した。
これに、国民民主党の原口一博国対委員長は、ツイッターに「濃厚接触を避けるだけでは(感染を)防げない事に?」と投稿。自民党の佐藤正久参院議員も「これが事実なら、武漢の展示場に大量のベッドや医療器具を搬入して病院施設にしているが、それではエアロゾル感染を防げないことになる」とツイートした。
「飛沫感染」は唾などで直接感染し、「接触感染」はウイルスが付着したドアノブなどを触って感染する。エアロゾル感染とはどういうものなのか。ハーバード大学院卒で医学博士の左門新氏はこう言う。
■クシャミ、咳から微粒子で飛散
「エアロゾルとは、ウイルスが水蒸気など空気中の他の物質と混ざり合うことで形成されるものです。クシャミや咳による『飛沫』より粒子が小さく軽いため、空中に漂いやすい。一般的に、『飛沫』なら2メートル程度の飛散で済みますが、エアロゾルならそれ以上の遠距離にも飛散する恐れがあります。はしかの原因となる『麻疹ウイルス』は、粒子が非常に軽く飛び散りやすいため、『空気感染』することが分かっています。現状、新型ウイルスは、はしかほどではないにしろ飛散しやすい性質だと分かったからこそ、上海当局は『エアロゾル感染』という言葉を使ったのではないか。いずれにせよ、警戒を強める必要があるでしょう」