韓国でも4人目の感染者が現れた、
武漢を訪問し20日に帰国した韓国人だった。
新型コロナウイルスによる肺炎の感染力は、世界保健機関(WHO)の公表見解よりも強いとする報告が相次いでいる。調査をもとに1人の感染者から平均で何人にうつっているかを示す数値で、WHOは先週、暫定的に1.4~2.5としたのに対し、香港や英国のチームは3以上と推定した。
公表された数値は香港理工大などのチームの推定値が3.3~5.5、英ランカスター大などのチームの推定値が3.6~4。中国当局は26日「(当初の推定よりも)感染力がやや増してる」との見解を示している。
感染力は1より大きいと感染の拡大、1より小さいと将来的な自然消滅を意味する。
「まるでホラー映画」 中国・武漢の病院、長蛇の列 募る恐怖といら立ち
AFP=時事 1/27(月) 18:19配信
中国・武漢の紅十字会医院で、医師の診断を待つ人々(2020年1月25日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News
新型コロナウイルスが肺炎が拡大している事態を受け、
中国国家衛生健康委員会の馬暁偉主任は26日、新型コロナウイルスによる肺炎への対策について、すでに医療チーム7部隊900人以上を武漢に派遣しており、後続の交替部隊も編制を完了し、出発の準備をしている事を明らかにした。軍が派遣した医療チーム450人は、すでに所定の位置についた。同時に、医療チーム8部隊1000人以上がいつでも出発できるよう待機している。中国新聞社が伝えた。
馬主任によると、26、27両日にさらに12部隊1600人余りを派遣する。これと同時に関係当局は、感染対策に早急に必要な物資が速やかに十分な量届けられるよう、調整を強化している。(編集NA)
「人民網日本語版」2020年1月27日