米イラン関係悪化が和らぐ見込みとなり一旦中止と決めていた
中東諸国訪問を改めて実施できる可能性が生まれた。
安倍首相は9日午前イランによる在イラク米軍基地攻撃に関する
トランプ大統領の演説を受け、首相官邸で記者団に
「自制的な対応を評価する」。
今後も地域の情勢の緩和、安定化のために外交努力を尽くしていくと語った。
菅官房長官は同日午前の記者会見で、11~15日に予定している首相のサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、オマーン歴訪について、「現地の情勢を見極めた上で判断していきたい」と述べた。
政府内では一時、安全確保の懸念などから訪問延期が検討されたが、トランプ氏がイランへの軍事攻撃に否定的な考えを示したことを踏まえ、予定通りに訪問できるとの見方が強まっている。
十二分に安全だと判断したうえで訪問してください。