少し前までは、日韓対立をほぼ平等に伝えていた米国メディアが、
余りにも異常な韓国内でのデモ活動に、報道姿勢を変えてきた。
冷静な日本に対し感情的な韓国、
何か違うぞと感じ始めたようだ
ところが8月中旬になると、日韓対立に関する米国メディアの報道は流れが変わってきた。韓国における日本攻撃の動きを紹介する内容が圧倒的に多くなったのである。ソウルの日本大使館への抗議デモや、ソウル市内での大衆集会での「反日」「反安倍政権」の叫び、日本に抗議する焼身自殺などが大々的に報道されるようになった。
異常行動と見える韓国のデモ活動に対する報道とは。
■ 皮肉っぽく報じられた日本製品ボイコット
その種の報道で代表的なのは、米国で最大部数を誇る新聞、ウォール・ストリート・ジャーナル紙(8月19日付)の「韓国のボイコットでは日本のハローキティまでが排除される」という見出しの長文の記事だった。
副見出しは「二国間の貿易紛争はオモチャ、チョコレート、ペットフードまでも犠牲にする」である。その脇には、日本のキャラクター商品「ハローキティ」のイラストが載っていた。
韓国食品企業が製造した米製品のなかに0.1%の日本産米が含まれていたことを非難され、同企業が日本米を取り除いて謝罪した話。日本で制作されたアニメのペンギン「ポロロ」が排された話。韓国での国際競馬レースに日本の馬が参加できなくなった話。韓国の若者たちが日本製のスニーカーや抹茶ラテ、ビール、モツナベ、刺身、寿司などのボイコットを他人にも押しつけている話・・・。韓国側のあまりに徹底的で異常な「反日」を、この記事は軽いタッチでやや皮肉っぽく伝えていた。そして、この日本製品ボイコットは全体としての経済効果は少ないだろう、という日本側専門家のコメントを載せていた。
対して日本では韓国に対する反感デモは全く行われていない。
韓国の狂気と日本の正気の違いをまざまざと、態度で示している。
武力を使うまでもなく、戦う前に日本の勝ちは明々白々です。