スプレー缶100個ものガス抜き中で起きた爆発事故、
死者が出なかった事は幸いだが有っては成らない爆発事故だった。
筆者自身、製菓工場勤務で2回ガス爆発事故を実体験した。
1回目は乾燥機に火を付けようとして、ガス漏れに気が付かず、
点火口でガス爆発したが火傷などの実害は無かった。
2回目は試作品のテストを手焼釜で焼く為、点火する際、釜裏の
ガス漏れを見落とした事により、爆発・・・顔面を大火傷した。
すぐさま、濡れタオルで顔面を冷やしながら、病院へ急行した。
会社の掛かりつけの病院で応急処置。
ガス爆発火傷は、熱湯などと違い、瞬間的で火傷は浅かったが、
眼鏡が無ければ目を焼かれていた。
額から顎まで、全面火傷で、早退した。
顔面に包帯をぐるぐる巻きにされたままマイカーを運転し帰宅。
異様な面相に行き交う車からの視線が気になった。
焼けた眉毛も、顔全体も一皮剥けて再生し今が在る。
同じ会社で、早出の人が手元コックの閉め忘れで大爆発を起こし、
天井と屋根が吹き飛ぶガス爆発で死者が出た事もある。
ガス爆発体験はこれだけだが、運が悪ければ、人生終わりだった。
札幌での事故も、死者が出なかったことは幸い。
何れ原因は特定されるでしょう。