医科【歯科】大学の不正入学について | よかもん人生のブログ

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由々しき事だが、医科【歯科】大学への不正入学は、

50年前にも行われていた。

実例を挙げると、凡そ50数年前、現役バリバリの筆者に、

取引会社の社長から御子息を医者にしたいのだがと相談を受けた。

会社の役員から、父の職歴を聞き出し、入學の斡旋を依頼された。

九州の父に電話した所、入学したい大学の学長は教え子だからと、

即電話し、成績次第で入学Okの承諾を得たのだが、

成績があまりにも悪すぎ、寄付金は幾らでも出す・・・

合格できた時の謝礼額も提示されたのだが、

父は入学斡旋をキッパリと断った。

大学から知らされた入学希望者の成績が悪すぎた為だ。

父の弁;こんな成績でも入学させる事は可能だが、進学は❓で、
     国家試験合格はできない・・・本人には地獄だろう。
     今なら別の道を進むべきだと、断ってきた

謝礼など一切受け取らなかった。

その他、身近な医者や、歯医者の子供達で、

数人の不正入学の疑いが掛けられた人物を知っている。

毎年入学に失敗し、親の歯科医院を手伝った偽医者も知っている。


東京医科大が医学部医学科の一般入試で女子受験生らの合格者数を抑制していた問題で、昭和大学も2次試験で現役と1浪の受験生に加算していたことを認めた。

昭和大学の小川医学部長は会見で、「1点目は、2次試験時の高等学校調査書の評価において、現役受験生、1年浪人受験生に対して、加点をしたということ。2点目は、一般選抜2期入学試験の合格者決定において、募集定員20名に加え、補欠者のうちから本学同窓子女を優先的に合格させていったこと。公平、公明性が求められる入学試験に関しまして、適切でない運用との指摘を監督官庁より受けましたことは、本学医学部を受験していただきました受験生の皆さま、これから受験を検討されています皆さまおよび、社会の信頼を損なうものであり、深くおわび申し上げます」と謝罪した。

昭和大学は、2018年8月にFNNが独自で行ったアンケート調査に対し、「不正な入試を行ったのか」との質問に対して、「ありません」と否定していた。

会見は、品川区の昭和大学のキャンパスで行われていて、午後5時40分現在も

続いている。 
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社会の構造上、悲しい現実です。