半世紀前の若かりし頃・社内で海釣りクラブを作り楽しかった。
自分専用、釣り用のアイスボックスを手作りした。

発泡スチロール箱を本体として、表面に薄い板を張り付け、

プラスチックの絵柄を中に挟み、四面を透明プラスチック版で、
デコレーションした。

蓋の部分に脱着式・両開きの餌箱(弁当箱兼用)と道具入れ、
道具入れ表面に菓子折りの凹凸のあるプラスチック蓋を採用。
道具入れの中には電池で動くエアーポンプを設置した。

底には4か所、車を取り付けた。

海釣りでこのアイスボックスを持ち歩くと、注目の的となった。
内部の青い色は、水槽用のプラステック板を加工した。

海水を入れ、ビニール袋に氷を入れ、エアーポンプ稼働で、
生きたまま釣った魚を持ち帰れた。
ある時、この上に友人が腰を下ろし、次の瞬間バリッ。
道具入れの蓋を割った~~交換する蓋が見つからず、
そのままお蔵入り、50年間車庫の階段下で永い眠りに付いていた。
少し手を加えれば今でも使える。
栄枯盛衰、今は釣りを辞めて、30年近くなる。