昨夕、夕食後の薄明りの時間帯「逢魔が時」に、
家族3人で談笑中に、外の道から「火の用心」の声が聴こえて来た。
「火の用心」と夜回りをしてきた人は数年前に死去している。
直ぐに窓を開け、身を乗り出して周りを観たが、誰もいない。
拍子木の音と「火の用心」の掛け声は一声だけだった。
何だったんだろうと話しながら寝たのだが、
今朝、早朝に、「火の用心」と夜回りをしていた男性の奥さんが、
水やりの為か外に出て来られたので「火の用心」の話題を出したら、
私も聞いた、外を見たが誰も居なかったと話された。
夜回り道具は、知人に渡したが、その後、数回「火の用心」と
回っていたが、結局、長続きせず絶えた。
そこで、盆が近づいて来たから、会いに来られたのかも???
と話したら、
嬉しそうに、ありがとうございますと笑顔を返された。
我が家では、「風鈴の音」が聞けたり、よくある体験だから、
ご先祖様が一足早く、会いに来られたと思っている。