終戦後の混乱期、子供は親に縛られず自由に育ったが、
実を言えば地域ごとに餓鬼大将に支配されていた。
親の目の届かない所でも対立する子供同士で暗黙の了解があった。
「暴れは泣くまで喧嘩は死ぬまで」と餓鬼大将が止めた。
その半面で、自然界の虫や魚を採集し結果的に殺しまくった。
虫も殺せぬ子供が歯止めも知らず弱者や仲間を殺す昨今・・・。
殺した本人は英雄気取りで何が悪いかと思って居るのだろう。
社会教育の失敗と切り捨てるのは簡単だが、
木枯し紋次郎ではないが、「あっしには関わりない事でござんす」
で、済まされる問題ではない。
ハツカネズミを狭い環境で飼育していると増えすぎた仲間同士が、
殺し合いを始める事を実体験で知っている。
地球に増えすぎた人間がハツカネズミに見えてくる。
今年の夏は蝉の鳴き声さえ極端に少なかった。
台風のコースも何かおかしい???
戦争の気配がする。