中々、止まらないシャックリに悩まれた方は多いはず。
一時的な横隔膜痙攣に因るシャックリなら対処法は、
検索すれば(しゃっくりの止め方百選)山と出てくる。
肝臓が腫れあがり横隔膜を押し上げて、しゃっくりが、
24時間止まらなくなり病院へ担ぎ込まれた経験は、
大腸癌手術後の抗がん剤不適合のとき経験した。
今回は違う、20日にドライブで石打の喫茶店「邪宗門」へ行き
帰宅後の夕食後に気分が悪くなり、しゃっくり開始、断続的に
27~8時間も続いたのです。
今回の特徴は横隔膜の痙攣が通常は1回だが4~5回も連続し、
その状態が不連続に続いた事・・・不快この上ない。
いろいろ試し、一時的な効果は出るのだが、また再開。
万策休止、ならばと仰臥禅でシャックリとの対話を試みた。
言わずと知れた白隠禅師の仰臥禅の真似事です。
臍下丹田に気を集め、思念を集中し「シャックリ」と対話した。
シャックリの拍動に合わせ、秒針を数え思念を送った。
大腸癌(新生物)と思念で戦った経験が役立ったのか、
思念で対話し始めたら30分足らずで、
さしもの、シャックリがピタリと止まり今も再発しない。
なに簡単な事です。
横隔膜の存在を認めてやっただけです。
内臓も人体の一部で夫々に独立した個性があると認めたのです。
仰臥禅より引用↓文字
1.内観法
放下着と丹田呼吸の姿勢。上:丹田呼吸、下:放下着
- 仰臥禅を行う場所
布団の中、べットの中、畳の上、庭の芝生の上などどこでもよい。 - 仰臥禅には「夜の就寝前」と「朝の起床前」に寝床の中で行うという原則がある。
- 寝床はフワフワしたべットは避ける。
- 背骨がピンと伸ぴるような平らな状態のものがよい。
- 煎餅(せんべい)布団が最もよい
- 仰向けの姿勢(仰臥の姿勢)は最も楽な姿勢である。
- この姿勢は、地球の重力を身体に委ねた姿勢で、宇宙に一切を委ねた姿である。
- 仰臥禅の時間
30分が標準といわれているが、時間があったら3分でも5分でもよい。
(1)放下着(ほうげちやく)
- 心中のモヤモヤしている雑念をすべて吐き出し、心をからっぼにすること。
たとえば、気に入らない上司や部下や友人のことなどを忘れ、
また仕事がうまくいかないことや失敗などを一切放り出し、
心の中をからっぽにする。
(2)数息観(すそくかん)
数息観とは、呼吸数を数えながら丹田呼吸〔下腹部に重点をおく腹式呼吸〕を行うことをいう。
- まず床に入り、上を向いて静かに横たわる。
- 枕の高さは握りこぶし一つ分とする。
- 気持ちよく目を閉じる。
- 両上肢は脇の下に卵一個入れたような感じで自然に開く。
- 両下肢は腰幅程度に開いてリラックスする。
- 全身の力を抜く。
- ついで、両下肢を強く伸ばして踏み揃え、丹田呼吸を行う。
丹田呼吸の仕方
- まず「フーッ」と身体中の息をすべてすっかり吐き出す。
- 次に大気を鼻の孔からゆっくりと吸う。
- このときに「ひとつ」、「ふたつ」、「みっつ」、「……」と心の中で数える。
- 「ひとつ」を唱えるには「ひとーつ」と語尾を伸ばして唱え、
静かにゆっくりと、鼻の孔から深々と大気を吸い込み、
それを下腹部に満たす気持で「吸気」を行う。 - すると大気は肺に満ちて、横隔膜は下がり、下腹部は大きく広がる。
- かくして臍下丹田〔臍から下の下腹部〕の充実感が大いに感じられる。
- 「吸気」の所要時間は、初心者では5秒位である。
- 十分に大気を吸入したら、1~2秒、息を止めて次の「呼気」の動作の準備期間とする。
- 「呼気」も「吸気」と同じように数え、「ひとーつ」と伸ばす。
- このとき、横隔膜は上がり、下腹部は凹む。
- 「……つ」と心の中で唱えながら、静かに、ゆっくりと鼻の孔から大気を吐き出す。
- そして「吸気」と同様に5秒位かけて吐き出す。
- 「呼気」は「吸気」よりも所要時間が短くなりがちなので、
「吸気」のときよりも時間をかけ、ゆっくりと行う必要がある。 - 初心者は1呼吸に10秒以上かけることは難しいが、修練により15秒程度をめざす。
(3)内観
- 放下着のうえ、丹田呼吸を行っていると、身体の充実感が感じられ、
気分が落ち着き、安らかとなり、軽い催眠状態となる。 - そこで次のような内観の言葉とともに観想〔心で見、深く思う〕を行う。
すると次第に身体全体の気が下腹部、腰、下肢、足の裏(「下半身」と呼称する)まで満ち渡り、
手足から身体全体へと温かくなってくる。そして何ともいえぬいい気持になり、そのまま熟睡に入れる。
今日のようなストレスの多い社会では極めて有効である。 - (1)自分の臍のまわりから、下半身はそのまま自分の心であり、
それは浄土(禅では心そのものをさしている)である。それはどんなに荘厳であろうか。
(2) 自分の臍のまわりから、下半身は自分の身体の中にある阿弥陀仏である。
この阿弥陀仏はどのような法を説くのであろうか。 - ▲top
それで思念による対話成立・・・各自お試しあれ。