彼岸となり、ブログ友が彼岸花の写真を載せている。
新潟では彼岸花は嫌われている為か、群生地は極少ない。
秋の、お彼岸の時期に一気に花を咲かせる彼岸花、
唯一、新潟県内では県庁の森が見事だそうだが、
他県の名所に比べれば見劣りするようだ。

我が家の彼岸花は、やっと芽を出しまだこの程度です。

彼岸花と平行し鬼灯が生えたままで網鬼灯となっていた。
ヒガンバナがなぜ忌み嫌われるのか?
毒のある花(ごく一部です)は彼岸花だけでは無いが、
救荒植物の彼岸花を新潟県人はなぜ嫌うのか?
解毒の方法を知らず食べて死んだ姿が伝承されての事か?
他県では毒性よりヒガンバナの有効性を重用。
部分引用↓
畦道に彼岸花が多いのは野ネズミなどから田んぼのあぜ道を守る目的で植えたとも。
墓場にヒガンバナが多いのも、異臭や有毒性を利用して遺体を動物から守るためだそうです・・・
雪深い越後では飢饉と成れば雪を掘り食い物を漁る中で、
雪の下でも元気な青色のままの姿の彼岸花の葉を
食用のノビルなどと間違えて解毒せぬまま食べ、
次から次と死んで逝ったのでしょう。
死んだ現場を見れば食べた彼岸花が教訓となるはずです。
ヒガンバナの別名は1023も有るそうで、
代表的な別名だけでも、
○曼珠沙華
○死人花
○幽霊花
○狐の松明
○葉みず花みず(相思花)
○捨て子花
これ全て、迂闊に手を出さぬ戒めで、飢饉の備えです。
しかし毒も使いようで薬となり、こんな事例も、
毒成分の一つであるガランタミンはアルツハイマー病の
治療薬として利用されているそうです。
何れにしても季節は秋の彼岸へと移ろいました。