直腸癌に付いての思い出がたり | よかもん人生のブログ

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先日、6歳上の姉が、1年ほどの闘病の末、多臓器癌で亡くなった。
 
直腸癌が多臓器に転移し、最後は脳にまで転移しての死去であった。
 
あらゆる手を尽くし、抗がん剤に頼り、フコイダンなどの服用もしていた。
 
 
私は、4年5ヶ月前、2度目の入院で抗がん剤不適合と診断が下り、
 
その後一切の抗がん剤服用を中止したのとは対照的です。
 
担当医師も私も、抗がん剤服用わずか4週間で、
 
肝臓がこんなにダメージを受けるとは思ってもいなかったのです。
今回の私の抗ガン剤の副作用は希に見る珍しい事例だそうです。
肝臓の機能を調べるGOTが、
私の場合は健康時に18単位前後(基準値41単位未満)でしたが抗がん剤を服用した後300を超え500単位にまで上昇していたのです。
(腫れた肝臓が横隔膜を押し上げ、しゃっくりが止まらなくなっての再入院でした)
他の数値も同様に上昇し、後数日遅れれば命にも関わりかねないと言われました。
キチンキチンと飲んでいた抗がん剤の服用で想定外の事態はこうして起りました。 (抗がん剤・副作用での再入院の実態)
 
 
姉と私は同じ遺伝子を持つ、姉に抗がん剤不適合は無かったのか?
 
抗がん剤は両刃の剣、正常細胞もズタズタに切り裂く。
 
処方された抗がん剤が死期を早める事など常識である。
 
姉は抗がん剤が効かなくなると、別の抗がん剤を処方されていた。
 
発症は同じ直腸部位でも、運不運で運命が分かれてしまう。
 
おそらく姉にも、抗がん剤による肝機能低下は出ていたはず?
 
1年前まで健康だった姉、死に顔に悔しさが見て取れました。
 
憎まれっ子、世に憚るでしょうか?私は今日も元気です。