痴呆症で10年近く養護老人ホームで過ごした妻の叔母は、
末期状態となり、食べることも忘れ、自発的呼吸も忘れ、
手足からの静脈点滴と、鼻チューブ呼吸で生きている。
声掛けには反応するが、目が自力ではなかなか開けられない。
「終末期胃ろう」・・・食物を食べることが出来なくなった高齢者の胃に
管で栄養を送り込み生かし続ける治療法。

本人の意思確認は不可能で、治療法の是非が問われていた。
延命治療の是非は、家族の感情や、人によりけり・・・
私なら、治る見込みの無い延命治療はいらないと家族に話している。
叔母の入院時、病院側から正された時、
高齢で子持たずの叔母に血縁となる身寄りがいない為、
延命の胃ろう治療は必要ないと断った。
読売の新聞記事を読み、ブログ記事として取り入れた。