TPP参加発言後、民主党反対派だった裏切りパフォーマンスを見て寝覚めが悪い | よかもん人生のブログ

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今朝の目覚めは悪かった。
 
愛犬ノアの顔で代用する。
 
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妻に言わせると腑抜けた顔だそうである。
 
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その原因は言わずと知れた、野田総理のTPP参加表明と
 
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民主党で反対派だった前農相の裏切りパフォーマンスである。
 
 
野田総理が、TPP参加で関係国との協議に入ると表明した事は、
 
TPP参加に同意を示したと見る向きと、
 
否、参加表明ではない・・・慎重派の意見に分かれている
 

民主・山田氏、首相会見「参加表明でない」=TPP

 環太平洋連携協定(TPP)交渉参加に慎重な山田正彦前農林水産相は11日夜、衆院議員会館で記者会見し、交渉参加をめぐる野田佳彦首相の記者会見の内容について「ほっとした。交渉参加表明でなく、事前協議(の表明)にとどまった」と評価した。山田氏は「(首相は)党の提言をくんで踏みとどまってくれた」と語った。(時事通信)


中1日ガス抜きの日に当てたこの発言こそが、
 
農家を裏切るパフォーマンスそのものでしょうが。
 
産業界のTPP容認は、六重苦によるとまで言われている。

【TPP交渉参加表明】
「一日も待てない」六重苦の産業界、日本脱出加速

11.11 23:49 [通商・貿易]
 「一日だって待てない」。前日から延期された野田佳彦首相による環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉への参加表明を受け、産業界は歓迎する一方で、協定の早期成立を求めた。日本企業は貿易自由化の遅れだけでなく、超円高や東日本大震災後の電力不足などの「六重苦」による競争力低下にあえいでいる。このままでは生産拠点の海外移転による空洞化が加速し、日本の成長力がさらに低下する恐れがある[記事詳細]


 
産業界は手厚く保護されてきた農業関連を初めとする一次産業と相反する立場も当然である。
 
貿易立国である日本は関税障壁で狙い撃ちされてきた
 
超円高に誘導され輸出企業が生き残る為の唯一の選択肢が、
 
海外へ企業ぐるみの転出である。
 
企業の空洞化が叫ばれ、
 
関税撤廃となるTPP参加が救世主と持て囃されてきた。
 
輸出企業はホッとしているだろうが、農家は落胆
 
10年後、自作農は激減し企業管理の小作農が目立つだろう。
 
商店街が、大型店舗の郊外進出でシャッター通りとなったように
 
美しい田園地帯が、荒地となる日は近い
 
外国資本による平成の荘園制度の始まりである。
 
法整備の遅れから、農地も水資源地帯も外国資本に買い叩かれ、
 
「国破れて山河なし」とならなければ良いのだが。
 
食料自給率低下で国の自衛力は大幅に低下する。
 
戦争でも飢饉でも、将来起こりうる紛争で、
 
食料を武器として使われ、なす術もなく諸手を挙げるしかない。
 
我が家が心配する事ではないが、寝覚めを悪くした原因である。