秋が深まりスズメバチによる被害が報道されています。
長い人生、色んな体験を積み重ねてきましたが、
スズメバチと接近遭遇したのは4回あります。
1回目は、ずいぶん昔の事ですが、会社の同僚3人で、
長岡市の八方台に、ある目的を持ってドライブした。

まだ整備前の池が見えるポイントから池に降りはじめて、
10数メートル降りた所にスズメバチの巣があった。
先頭を歩く同僚がまず刺され、私にもスズメバチが襲い掛かってきた。
経験上、蜂の扱いは慣れていたので、目の前に飛び回る蜂を、
手持ちの道具で真上から叩き落し、踏みつけ、後じさって離れた。
横に払は無かった事で、私だけはまったく刺されず済んだが、
同僚2名は無茶苦茶に払いながら、刺され運転さえ出来ない始末。
私が病院まで運転して事なきを得た。
2回目は、郡殿の池と言う浮島と龍伝説のある池の畔に、

まだ弁天様が祭られていた拝殿が建てられていた秋深い頃、
その軒先に巨大なスズメバチの巣が有った。
郡殿の池は、大きな蛇もイモリも珍しいトンボも住人である。
警戒するスズメバチの羽音と共に、
かなり離れた場所から巣が見えた事が幸いし、警戒する蜂を尻目に、
そのまま静かに退散した。
3回目は、今は廃トンネルとなってしまった地獄谷(旧桜町トンネル)へ
一人で紅葉を撮りに行っていた時、木立の地面と接する場所から、
数匹のスズメバチが警戒して飛び出してきた。
巣は確認しないまま、ゆっくりと後ろへ退避、事なきを得た。
4回目は、1~2年前、町内の軒先にスズメバチの巣が出来ていて、
家人がスズメバチと格闘中のところに出くわした。
巣がさほど大きくなかった事が幸いし、何とか撃退できた。
色んな蜂に刺された事はあるが、スズメバチに刺された経験は無い。
長く生きていると、色んな体験を積んできます。
噛まれた虫・・・蜂・蟻・蜘蛛・トンボ・イナゴ・カマキリ・・・犬猫ETC
かなりの耐性は出来た模様です。
しかしアナフィラキシー症候群など当時は知らなかった。
今から思えば怖い物しらず、「メクラ蛇に怖じず」の例えのままでした。
痛みを伴う貴重な体験です。