ある筋の話から・・・魑魅魍魎の住む酷界内で、
夜な夜な、ヒソヒソと交わされるている事が有るそうな
鉋の音が、リズミカルな音から、あ~い~う~え~お~・・・・・・と
語尾が、ろくろっ首のように、長~~~~く伸びだしてきたそうだ。
修行時代は、あれほどシャキシャキと、鉋の音を出していたのに、
棟梁にさせたら、化けの皮が剥がれ、頭領になってしまった。
人の使い方、鉋の使い方も忘れ、頭領の椅子にしがみ付く姿に、
すでに人心は離反し、役目は投了しているのさえ気づかない。
九尾の女狐が、後ろで貴方は偉いと囁きかけていると聞いている。
目は虚ろ、言行不一致、魂が抜け落ちている。
答弁に立つ姿は、そわそわと後ろを振り返り、助け舟を求め、
あ~い~う~え~お~・・・・・と日本語の練習中である。
魑魅魍魎の閣僚達は、木偶の棒を必死に支えているが、
木偶の棒など、支える価値などすでに無いのにね~~~
平成の、今昔物語の顛末でした。