
この写真に写っている川岸に取り付けられている水量計が、
何の役目をしているか?地元民でもほとんど知らない。
昨年の記事でもこの場の写真を紹介していました。
ほとんど同じ、積雪量です。

実はこの設備は、大雪のときの水量調節のための監視設備です。
信濃川発電所と直結し、雪流しに必要な水量を調節しているのです。
大企業である「JR東信濃川発電所」からの地元貢献の一環です。
市内の中小河川に設置されていて、川に流されてくる大量の雪が
よく流れるように発電所の貯水池から水が流されるのです。
この設備が無かった以前に、豪雪で大量の雪がこの河川に流され、
この川水が雪のために堰き止められて大騒ぎになった事が有ったと、
知人から教わりました。
12月初め、この水量計を調整している発電所職員に聞きました。

それまではまったく気が付かない生活でした。
信濃川発電所は、発電用水の不祥事で叩かれましたが、
こうして地元貢献にも役立っていたのです。
感謝・感謝、知らぬ事が多い世の中です。