
朝の水遣りの時、曼陀羅華の葉の上で何かが小さく動いていた。
(写真の右下をクリックすると拡大します)
カメラ、カメラと部屋へ取って返し、スーパーマクロで撮影しました。

蜻蛉(カゲロウ)が脱皮したばかりで、まだ羽が広がる前でした。
見る見るうちに羽が広がり、飛び立つ所までをと思っていたら、

妻の一言で買い物に付き合わされ飛び立つところを撮り損ねました。

そして、残されていたのがこの抜け殻です。

儚いものの例えに「蜻蛉(カゲロウ)のような命」と言いますが、
命の誕生に出会える事は滅多にありません。

階段上で風鈴がリンリンリンと祝福の音を奏でています。
今頃は夏空で短い命を謳歌しながら飛び回っている頃でしょう。

夜8時過ぎの曼陀羅華の開花です。

妖しくも優雅な香りで夢の世界に誘います。

フラッシュを消して写すと別の趣です。