
町内から、また1軒、人が立ち退いた。
中越地震後、櫛の歯が抜けるように解体された家屋は6軒目となる。

昔と違い、分別された家屋ゴミは専門業者によって処理されてゆく。
隣接する駐車場に2台の車が置き去りにされていた。
持ち主探しを手伝ったが1台は判らず仕舞いとなり、
解体木材の一部がワゴン車の塗装を剥がしたとの事である。
雪国は自然との馴れ合いで暮らしが成り立つ。
軍用機の騒音に悩む場所と豪雪に悩む場所、
比較する事はできないが、豪雪地帯は雪処理費用は自腹である。
暮しよければ町内から逃げ出す人はいない。
騒音に憤慨し苦しむ皆さん、雪国に空き家は沢山有りますよ。