お盆が過ぎた頃から、パソコンに向かうと、左上腕関節の付け根部分の外側部分から、
怠いような痛みが出ていた。
段々と左肩も凝り始めて、ご先祖様が左腕にしがみつき帰りたがっていないと一人解釈していた。

腕と肩には手軽なサロンパスを張るだけで大したこともない状態が続いていた。

低周波治療器も指示書通りに利用していたのだが、
娘曰く、運動不足が原因だ・・・動かせば直ると平然と言い捨てる。
折もおり、雨が降るたびに物干し兼、プラスチック屋根付きの小さなバルコニーの雨樋から、

水がバシャバシャ溢れ落ちる何とかしてくれと言われ続けていた。
この雨樋の屋根はカーブしているため大屋根から見下ろしても雨樋の中が覗けない。
バルコニーに足場を置いて、片手で体を支え柵から身を乗り出さねば雨樋の清掃作業ができない。

危険が伴い億劫であったが、一昨日、左手で体を支え身を乗り出し清掃作業を決行した。
雨樋の中は木の葉が黒く変色し腐葉土化してぎっしりと詰まっていた。
この腐葉土化した葉っぱの残骸、これでは雨水が溢れ出るはずである。
作業中腕と肩の痛みなど忘れていたが、その後不思議と調子が良い。
日頃使わぬ左手の筋肉を使った事で思わぬ治癒効果が出たようだ。
今もパソコンを打ちながら痛みが軽減した実感に喜んでいる。