
修理完了したデジカメの写りを試す為、まずは千眼堂吊橋をド~ンと。
吊橋の向こう側に五合庵があります。

何度も訪れている場所で片道1時間半ほどのドライブ圏内です。

新潟圏内の良寛遺跡は数多くあるが、国上寺と五合庵は最も名が売れている場所です。
過去ブログでも良寛様を訪ねて五合庵へドライブと紹介しているのですがね。
ここはペット持ち込み厳禁で今回は2匹とも家においてきた。

土曜日の午後と言うのにまるで人気が少ない、
県内観光ールートが「NHKドラマ天地人」に奪われて人気コースから外れたようである。
駐車場から五合庵まで、見事な吊り橋が平成2年に架けられた。

五合庵に行きやすくなり、以前なら観光客で賑わっていたのだが・・・・・。


我々夫婦以外は、鶯の声しか聞こえない静かな佇まいでした。


国上寺は県内屈指の古刹ですが、宗旨は問わないそうです。
ここも人が少なく、本堂は世俗の狂乱を知ってか知らずかどっしりと構えていました。

本堂前の良寛禅師は、黙して語らず、問う人を黙って見ているだけでした。

お帰りはこちら、しっかり用を足して帰ってきました。

町内の銅像も人類平和を祈っています。
以下の文章はネットより引用させて頂きました。
昭和43年度、川端康成氏がノーベル文学賞受賞し、その記念講演で良寛を、その和歌を中心にその全生涯をそして、悠久たる人間性を高らかにうたいあげた。この講演の中で挙げた「美しい日本のこころ」を代表して彼が引用した和歌は次の五首であった。(良寛 第36号 市川忠夫著 良寛歌に関するあれこれより) 「形見とて何か残さむ春は花夏ほととぎす秋はもみぢ葉」 「霞立つ永き春日を子供らと手毬つきつつこの日暮らしつ」 「風は淸し月はさやけしいざ共に踊り明かさむ老いの名残に」 「世の中にまじらぬとにはあらねどもひとり遊びぞ我はまされる」 「いついつと待ちにし人は来たりけり今は相見てなにか思はむ」
辞世の句は「散る桜残る桜も散る桜」特攻隊の心情としてよく引用されています。