2007年、福岡の海ノ中道に掛かる橋で起きた交通事故。
3人の子供が追突された車ごと、海に落ちおぼれて死んだ事件ですが、
今日、福岡高裁で出た判決は、被告に20年の懲役刑でした。
加害者の飲酒運転、ひき逃げ事故は決して許されるものでは有りません。
悪質な酒酔い轢き逃げ、逃げ得を許さぬためにも妥当な判決ですが・・・・・
被害者側の意外な事実が報道されていなかった事を偶然に知りました。
前もって断っておきますが真相は判りません。
1、運転していた被害者も飲酒運転していた事実。 2、子供と共に、カブトムシ捕りに行き、捕れなかった事にいらだっていたであろう事実。 3、カブトムシが街灯に集まっているかも知れないと駐停車禁止の海ノ中道に車を停めて いた事実。 4、夫婦は子供を車内に残し虫探しのため、車外に出ていたとの事実。 5、そこへ加害者の車が突っ込み被害者の車は海の中へ。 6、被害者は子供を救助のため海に飛び込んだのだそうです。 7、加害者の両親は罪の意識から相次いで自殺。 8、被害者は膨大な保険金が入り優雅な暮らしとなったが誹謗中傷されることで 海外に移住、移住しても楽に暮らせる金が入ったと言う事です。 9、真面目であった加害者に比べ、被害者は運転素行などに問題があったそうである。 10、ご近所は総じて加害者に同情的だそうです。
マスコミから報道される話とはかなり違います。
どんな判決であろうとも、橋の上に車が停止していなければ起きなかった事故です。
尊い3人の子供の命と、加害者ご両親の命は帰ってきません。
さて、裁判員制度が今月21日に迫った今、 もしこのブログを読んでいる貴方もしくは貴女が この裁判員に選ばれていたとすれば、どんな判決を選びましたか? 20年間の懲役刑を承認するも良し、 加害者に同情し、被害者にも罪一等が有る事を加味し7年有余の懲役刑に戻すも良し。 罪と罰、人が人を裁く難しさを痛いほど感じた判決でした。
下の記事は裁判に付いて参考となるネット記事です。